遥か昔の人類は獲物を求めて各地を移動する生活をしていました。
狩猟先を求めて常に移動していましたが日本に稲作が始まってからはそこが定住地となり引越しといっても隣近所の移動くらいだったのでしょう。
その後各地に集落が出来るにつれて集落同士の水争いが勃発、集落が部族となると部族間での領土紛争の規模が大きくなると共に部族内の権力者同士の権力争いによる戦いが起こり民衆は否応なしに引越しをせざるを得ないものでした。
そのような状態が徳川家康によって天下統一を成された事でほぼ戦争はなくなり平和な時代が続きましたので庶民の移動は稀となりました。
しかし江戸幕府の施策の一つに大名に参勤交代を課した為大名は1年おきの引越しを余儀なくされていました。
他に大名の国替えがあった場合、家臣団の大移動が起こります。
その際の大名の出費は甚大でかかる費用の見積もりも大変な作業でした。
その後明治時代には藩制度が廃止され今で言う政府ができ民間の企業もめきめき力をつけると共に社会的組織が激変し、人の往来が激しくなり各地で引越し風景が見られるようになりました。
戦後の一時期を経て日本も高度成長時代に突入後民衆の生活も一変し、住まい様式もアパートから団地という形態と共にマンションという高層住宅も都市部に林立し、人の移動が活発になるにつれ引越し業が日本全国広範囲に興り現在では業者間競争の為価格競争が激しく引越し前に見積もりを取る事は常識化されています。